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耳飾り

【二次創作SS】
・ちょこっとオリキャラがいます

-*-*-*-*-*


朝いつもの時間にお妃さまを起こしに行った
そしてお妃さまの衣装の着替えを手伝い
御髪を整え化粧をする
いつも控えめなお妃さまは「質素倹約」と言って
なかなか着飾らせてもらえない。でも今日は
いつもより可憐な衣装をお召になっていただけたから
ちょっと期待を込めて声をかけてみた

「お妃さま、御髪は本日の衣装にあうように
整えさせていただいてもよろしいでしょうか?」

「お願いします」

そう言われて腕がなった
いつもは下ろしている髪を纏め上げ
陛下から送られた簪を可憐になるように挿して
いつも付けられない耳飾りも簪に合わせて飾る

ああ、楽しい!
今日のお妃さまの担当は私でよかった!

 朝、侍女さん達にすすめられるがままに香油を塗られ
化粧をされ着飾られる。この後の楽器のお稽古は耐えられるかしら・・・
稽古の途中、何度か頭が重くて倒れそうになるが気合で乗り切り
永遠とも思われた稽古はようやく終わった
お稽古をしていた部屋を出るととても天気がよくてこのまま散歩に
行こうと思い侍女さん達に提案してみる。ふたつ返事で了承されて
庭園に出ようと階段を下りていた途中だった

「きゃぁ!」

声が聞こえて振り向くと今朝髪を整えた侍女さんが
階段の途中転んだらしく私に向かって落ちてきた。
装飾品の事などすっかり忘れて駆け寄って受け止めると
転んだ侍女さんは「恐れ多い事を、申し訳ございません!」と言って
地面に正座して頭を下げてしまった。
よく見ると助けた衝撃で私の耳飾りが地面に落ちていた

「大丈夫ですか? 転んだ事は気になさらないで下さい
あなたに怪我が無くてよかったです。耳飾りはすぐになおりますから」

そう言いながら手を取って微笑むと

「お妃さま!」
そう言いながら手をがっちり掴まれてキラキラした目で見つめられ

「一生ついていきます!」と言われてしまった
内心、本物の貴族ならこんな事は言わないのかと思ったけれど
彼女に笑いかけながら

「まあ、それは嬉しいですよろしくお願いしますね?」

と言うと他の侍女さんからも笑顔が返ってきたので
この場合の対応は間違っていないと思いたい

借金の追加が怖いけど・・・

 李順から珍しく休憩をと言われて庭園にきてみたが・・・
遠くには珍しく着飾った夕鈴。四阿では侍女達と
和気藹々とお茶をしている

声を掛けづらくて遠くから見ていたら浩大がやってきた
「へーかー、お妃ちゃんに声かけねーノ?」
「浩大、お前ならあの中に入っていけるか?」
「無理っすヨ? おれ隠密だから」
「・・・そういう問題じゃない」

ちょっと悔しいが夕鈴は侍女達に譲る事にしよう
きっとそろそろ仕事熱心な側近が迎えにくるはずだ
着飾った姿を一番に見せにこなかったお仕置きをどうしようかと
考えながら政務室へと戻る事にした


→ 触れられない 1へ



これはSNSの我が家で1000人目のお客様にお贈りしたものです

リクエストは
「夕鈴と侍女さん達のほのぼの後宮生活」
「そんな侍女さんと夕鈴の中に入り込めない旦那様のやきもち」でした♪

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