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雨のち晴れ 2

【二次SS】【黎翔×夕鈴】【原作寄り】
・夕鈴はバイト終了間近です
・陛下が壊れてます。かっこいい陛下じゃなきゃいや!という方は
回れ右でお願いします。ではどうぞ

-*-*-*-*-*


俺は木の上にいた
護衛兵やら侍女ちゃんやら人が多い所には俺は近づけない
遠くからお客さんの気配が無いか探っていたら
お妃ちゃんが川にすいこまれるように落ちて行った

やばい!

あわてて助けようとしたらお客さんに邪魔された
何とか退治して川を見たらすでに姿が無く
他の隠密にこの場を任せて下流へといくと
そこには滝があった―――


くそ!

あわてて滝を降りて探すけれど見つからない
でも滝はそんなに高さが無いから絶対に生きてる
周辺の捜索をしていたら隠密仲間が俺に追いついてきて
状況を報告した。それを聞いてハトを飛ばした

「俺、もうそう長くは無いかも」



―――

異国の使者との会談中、浩大から文が届く
その内容に思わず息を飲むが今、ここで陛下に知られる訳にはいかない
会談が終わり夜の帳が落ちてくる頃やっと休憩になる
今日の会談の内容を纏めた書簡が政務室で山と詰まれているその部屋には
陛下と私の二人きり、浩大からの文を陛下に渡すと陛下の表情が曇り
最後には思い切り音をたて立ち上がった
出口を塞ぎながら「陛下、どちらへ?」と問いた

「・・・・李順、どけ」
「どきません」
「どけ!」
陛下が壁を思い切りたたき、すさまじい音がした
表情はこの世のものではないかの如く怒っていた
ここで負ける訳にはいかない

「いいえ何があろうとどきません。陛下あなたはご自分の立場をお忘れ
ですか? 王とあろう者が私情に流されてはなりません!」
「・・・・・」
「それに今は夜です、報告が来たのは昼でしたから連絡が無いところを
見ると夕鈴どのはまだ見つかっていないのでしょう。夜では陛下とて
見つけることは困難です」

カシャリ

剣を抜く音がした
「李順・・・ 剣をお前の血で汚したくは無い・・・どけ」
「何度も申し上げますがここをどく事はできません
私を殺してでも行かれますか? 私を殺したとして・・・
夕鈴殿は何と言うでしょうね・・・・ いいですか? 
私とて鬼ではありませんから行くなとは言いません
後5日、隣国の使者がお帰りになれば陛下自ら捜索に行くことを
許可します。今ここで妃不在が隣国にバレルのは・・・
よろしくありません。
滞在最終日の宴は体調不良でどうにでもなります。


・・・・隣国の使者達が帰国するまではここをどきません」

剣を鞘に収める音がして陛下はふらふらと机に戻る

「・・・陛下」
「李順・・・ ありったけの書類をここへ・・・」

陛下が感じていた出立前の嫌な予感はこれだったのかと唇を噛む
次の日陛下は隣国と会談をし、夜は通常の政務と隣国との会談の書類をまとめ
それが終わるとそのまま政務室の机で眠り、朝に私が政務室へと行くと
顔を上げ言葉を二言交わし湯浴みをしに自室に戻り
またすぐに戻ってきて隣国と会談・・・・

毎日その繰り返しが続いた
陛下付きの女官からは陛下が食事をあまり取らないばかりか
お茶すら拒否をしていると報告が来る。

「思ったより陛下にとってあなたの存在が大きくなりすぎたようですね夕鈴殿・・・」




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