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真心を貴方に 後書き(言い訳)

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「真心を貴方に」を最後までお読みくださってありがとうございました
ここでは裏話を何時ものように書いて行きます。毎回話がUPされる度に
コメントくださった方々ありがとうございました。コメント無かったら
多分、5話あたりで公開を止めていたと思います(笑

1話冒頭の夫婦の追いかけっこは某機械の歌姫の曲をモチーフに
書きました。秋を表現するのに最適だったからです。元になった曲は
「落ち葉とワルツを」になりますので時間があればお聞きになって
みて下さい。なかなかいい曲です。

陛下が言った自分の名前に込められた意味ですが、このシリーズを
書き始めたとき「琉」を題材にSSを書いていた方がいらっしゃって
意味を調べたら気に入ったので使わせていただきました。陛下の台詞
「水際の静かな争い」は「汀」の文字の意味から引用しました。
ちなみに3000のリクエストの題名「長汀」の意味は長く続く波打ち際
なのでそれから始まる陛下の長く続く狸さんとの波打ち際の戦いという
意味を込めてます。


小刀が背中にささり、それを隣国の使者の前で抜くというのは
某赤い漫画で主人公が背中に刺さった矢を敵国の前でわざと抜かせて
その場を鎮めたというシーンをモチーフにしています
一度は書いてみたかった。そういえば「楊」は、あの世とこの世を区別
する境界の象徴とされる木なんだそうです。

5話~8話は方淵と水月さんに夕鈴をそれなりに認めさせたくて
書いていたのですが… 上手く表現できませんでした。
大臣の息子達コンビが父親に反抗するシーンを本当は書きたかった
のですが上手く書けなかったので公開直前没にしました。
そういえば今回の連載はカットシーン多かったですね(^∇^)アハハ

大臣達が中々夕鈴を正妃にするのを賛成していなかったのは陛下の
意見が嫌なのではなく、夕鈴に正妃の器があるか分からなかったから
中々「是」が出てこなかったからですね。
周宰相は長汀にちょこっと振りを乗せましたが、周宰相の養女にして
立后させてもいいよとさり気なく自分から李順さんに言いました。
この大臣さんは何となく本編でも二人の味方っぽいですしね

作中の共通裏テーマとしては人それぞれ、それぞれが思いやる人に
真心を届けるというテーマがありまして「真心を貴方に」は夕鈴←→陛下の
心だけではなくて登場人物全員の真心をそれぞれ思う人へという事で
付けた題名です。あと「二つの真心」の公開日が9月14日なのは
この日が「コスモスの日」でして、コスモスの花言葉は「乙女の真心」
なのです。バレンタインからちょうど半年、恋人がお互いにプレゼントを
送りあって愛を確かめる日なのでその花言葉ともかけました。
「心を表す形」をお読みになった方で気が付いた方はいらっしゃらない
かもしれませんが、あれはバレンタインをイメージして書いてあります
夕鈴がハート形のお菓子を渡す、そのお返しとして数週間後に陛下は
耳飾りを夕鈴に贈っていますがあれはホワイトデーです。多分夕鈴の
立后式は3月14日だったのでしょうね。

石英さんは「耳飾り」の時、夕鈴が受け止めた侍女さんです。
名前は紫水晶の「紫石英」から。紫水晶の宝石言葉で「絆を深める」と
ありまして、夕鈴と彼女は深い絆で結ばれましたので。
そして刺客さんですが三部作の中で出てきた刺客はすべてこの人です
雨のち晴れで対岸に現れた時は川の流れが急で深追いしませんでした
名前の由来は「"御"身の為に"影"となります」と言う刺客の真心から
と見せかけてペグマタイト鉱物種の中に紫石英があったのでこのペグマ
タイトの別名“鬼御影”から取った名前だとネタ帳に書いてありました←
彼はこっそり紫水晶をペンダントにしています。

尖晶国は尖晶石スピネルが由来です。

10話前半の「行かないで」の陛下の台詞はすれ違う願いで夕鈴に
伝わらなかった「行かないで」の言葉がバラバラに空に紐解かれて
行き今回一時的に空に行こうとしていた夕鈴にやっと届いて完全に
空に溶けていったと。すれ違う願い前編の「解けていった」は
誤変換じゃありませんよ?

10話も若干黒陛下が出そうだったけれど夕鈴の笑顔でお祓いされて
出てきませんでした。陛下が泣いたのは、ようやく夕鈴に泣くという
感情を出せるようになったという訳です。若干の感情は出すけれど
泣く感情は夕鈴にもいままで容易には出せなかったのでしょうね。
情景が雨のち晴れと同じなのはこの内容、本当は雨のち晴れの時に
書こうと思ったのですが、ふと普段泣かない人が泣くようになる
きっかけは何だと思い、陛下を3回ほど泣かせようと三部作連載を
書きました。3回ほど泣かせれば夕鈴の前では完全に感情を出す
ようになるかな~と。

雨のち晴れの陛下視点でよく夕鈴から虹が生えていたのは虹のたもとに
宝(夕鈴)が埋まっていると言われているからという物凄く単純な理由から
です。雨のち晴れで散々出てきた虹の説明がいきなり真心を貴方にの
終盤に出てきたのは陰(陛下)と陽(夕鈴)の結合、調和を説明するため。
夕鈴を光の部分、陛下を思う純粋な心で陛下の陰を照らしたり祓ったり
する夕鈴(陽)に対して散々陛下を黒く書いてきたのは陛下を影に見立てる
為です。楽しかったですけど(笑)
とかいいつつ陛下に1話で「やっぱり汚い手は使いたくない」と言わせた
のは琉の意味「王は白(日の法)を支えるで、琉の育ちが白となれば珀なり」
から来ています。「琉」は王になることを目標にして愛に生きようとしている
幼子という意味もあります。
そういえば白い王様の「珀」と明るい太陽の夕鈴の「陽」で「白陽国」ですね


あと真心の願いで李順さんが言った「梅」ですけれどこれは花言葉
「澄んだ心、忠義」を掛けまして「いい加減何も隠さない澄んだ心で
お互い素直になって」と私は貴方達に「忠義を尽くしています」という
真心を伝えようとしていたのです。楊梅の花言葉を最初に陛下に教えた人は
浩大だった訳ですが陛下は花言葉などにあまり関心が無い設定です。
なお、赤い花の思いで夕鈴は耳飾りの事だけ記憶喪失になっていた訳です
けれども、陛下は夕鈴が耳飾りの事を忘れているのを知っています
だから心を表す形と同じ時期に同じお菓子を立后準備中の忙しい時に作った
ときビックリしました。「ひょっとして耳飾りの事、思い出した?」って

耳飾りを陛下が預かっていた理由は「二つの真心」でご理解いただけたと
思います。そういえば、想いを込めて物を作るとき「真心を込めて作る」と
いいますよね。それもこの連載のタイトルに掛けてあります。
立后が決まってもすぐ返さなかったのは9話の「本当の夫婦になるその日に
自分の想いをちゃんと言葉にする」という言葉からきています。

陛下が「雨のち晴れ」の3話で川に飛び込まなかったらそこで終わるはず
だった予定外の「雨のち晴れ」「触れられない」「真心を貴方に」の三部
でしたが無事に完結することが出来ました。長い連載に付き合ってくださった
皆さんに感謝とお礼を送りたいと思います。ありがとうございました。

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